ダイニングガイド / 和食
座敷のマナーと上座
座敷には前を向いて上がり、靴は外向きにそろえます。座布団は踏まず、床の間の前が上座。接待や顔合わせの前に確かめておきましょう。
押さえるポイント
- 前を向いたまま上がり、振り返って膝をつき、靴先を外に向けて端にそろえます。店の人が預かってくれるなら任せます。素足は避け、靴下やストッキングで上がります。
- 座布団は勧められてから。踏まずに、横か後ろで膝をついて座ります。改まった挨拶は、座布団から下りてします。
- 畳の縁や敷居は踏まないように歩くのが、昔からの心づかいです。
- 床の間(掛け軸や花を飾るくぼみ)の前が上座です。床の間がなければ、入口からいちばん遠い席が上座とされます。
- 接待や顔合わせでは、お客さまや目上の方を床の間の前へ案内し、もてなす側は入口に近い席に座ります。
- 床の間は飾りを見せる場所なので、鞄や上着は置きません。
こうしましょう
- 勧められた席には、お礼を言って座る
- 鞄は自分の席の脇か後ろに置く
- 迷ったら「どちらに座ればよろしいですか」と尋ねる
避けたいこと
- 後ろ向きに上がって、迎える人に背を向ける
- 座布団を踏む
- 床の間に鞄や上着を置く
覚え方のコツ
床の間の掛け軸や花は、その日のためにお店が選んだもてなしです。席に着く前に目を留め、「きれいなお花ですね」とひと言添えると、会話のきっかけにもなります。
国や場によって違うこと
部屋の造りによっては、庭の眺めがよい席などを上座とすることもあります。洋室の個室では入口から遠い奥の席が上座とされることが多く、詳しくは「上座と席順」のガイドを見てください。
レッスンで練習する
参考にしたもの
- 関西生産性本部『和室の席次と振る舞いのマナー』 — 床の間のある和室の上座、敷居・畳縁・座布団の扱いを参照。
- 日本政府観光局(JNTO)『Japanese Customs and Etiquette』 — 飲食店での箸、おしぼり、共同の料理の扱いを参照。