ダイニングガイド / 和食
会席料理の流れ
会席料理は、先付に始まり、椀物や焼物などを経て、ご飯と止め椀、水菓子で締めくくる流れが一般的です。品ごとの楽しみ方と、おしぼりの扱いを確かめましょう。
押さえるポイント
- 先付(前菜)に始まり、椀物(お吸い物)、向付(お造り)、焼物、煮物と進むことが多いです。揚物や蒸物、酢の物が入ることもあります。
- 最後にご飯・止め椀(味噌汁)・香の物の「食事」が出て、水菓子(果物など)で締めくくります。
- 品数や順番は、お店や季節で変わります。お品書きが置かれていれば、それに沿って進みます。
- 温かい料理は温かいうちに。食べ終えた器は蓋を元どおりにし、重ねずにそのまま置いておきます。
- 席に着くと出るおしぼりは、手を拭くためのものです。顔や首は拭かず、使ったら軽くたたんで、おしぼり置きに戻します。
こうしましょう
- 温かい料理は、運ばれてきたらすぐに
- 食べ終えた器は、重ねずにそのまま置く
- わからない料理は、店の人に尋ねる
避けたいこと
- 器を重ねて片づける
- おしぼりで顔や卓を拭く
- 次の料理を急かす
覚え方のコツ
「会席」と「懐石」は読みが同じで、混同されがちです。お酒を楽しむ宴席の料理が会席、茶事でお茶をおいしくいただくための料理が懐石。懐石では、最初にご飯と汁が出るなど流れが違います。
国や場によって違うこと
会席の順番や品の名前は、お店や地域、季節によってさまざまです。先付の前に食前酒が出たり、八寸(季節の品の盛り合わせ)が入ったりすることもあります。
レッスンで練習する
参考にしたもの
- 農林水産省『和食文化を伝えるための人材育成テキスト』 — 和食の配膳、会席料理、椀の蓋、焼き魚の食べ方を参照。
- 農林水産省『「和食」の特徴 6 しつらい/7 箸と椀』 — 和食の器、箸と椀、嫌い箸を参照。