ダイニングガイド / 服装
ドレスコードの段階と見分け方
招待状や店の案内にある「フォーマル」「スマートカジュアル」「平服」は、どのくらい改まった装いかを示す目安です。段階の意味と、迷ったときの考え方をまとめました。
押さえるポイント
- ドレスコードは、主催者や店が「この場にふさわしい装いの目安」を伝えるものです。改まった順に、正礼装(フォーマル)・準礼装(セミフォーマル)・略礼装やビジネス・スマートカジュアル・カジュアルと並べて考えることが多いです。
- 正礼装・準礼装は、結婚式や格式のある晩餐会の装いです。夜はタキシードやロングドレス、昼はダークスーツや控えめなドレスというように、時間帯で目安が変わるとされることが多いです。
- 日本の招待状にある「平服で」は、普段着ではなく「正礼装でなくてよい」という意味で使われることが多い言葉です。スーツの場合はダークスーツ、ドレスやワンピースの場合は改まったワンピースやセットアップが目安とされます。
- スマートカジュアルは、ネクタイまでは求めないものの、きれいめな装いを指すことが多い段階です。襟のあるシャツやジャケット、落ち着いたワンピースが目安で、スニーカー・短パン・ビーチサンダルのような普段着は避けるとされます。
- 同じ表記でも、店や主催者によって求める改まり方に幅があります。迷ったら主催者や店に尋ねるか、一段改まった装いを選ぶのが無難とされます。
こうしましょう
- 招待状や店の案内の表記を最後まで読む
- 迷ったら主催者や店に尋ねる
- 迷ったら一段改まった装いを選ぶ
- 上着を一枚持って、その場で調整できるようにする
避けたいこと
- 「平服」を普段着と受け取る
- 指定より大きく崩した装いで行く
- 表記が無いからと確かめずに決める
覚え方のコツ
段階に迷ったら「ジャケットは持っていけば脱げる」と考えます。着ていって脱ぐのは簡単ですが、持っていないものはその場で足せません。
国や場によって違うこと
段階の呼び方と中身は国や地域で違います。英語圏の招待状では「Black tie」「Cocktail attire」「Business casual」のような表記がよく使われ、日本の招待状では「平服」と書かれることがあります。同じ「スマートカジュアル」でも、店や地域で求める改まり方に幅があるとされます。
レッスンで練習する
参考にしたもの
- Emily Post Institute『Attire Guide: Dress Codes from Casual to White Tie Formal』 — ホワイトタイからカジュアルまでの段階の目安を参照。
- Debrett's『Addressing the Dress Code』 — ドレスコードに迷ったら主催者に尋ねること、スマートカジュアルとラウンジスーツの目安を参照。
- Debrett's『A World of Formality』 — 招待状の指定に従い、指定が無ければ改まった側に寄せる考え方を参照。
- セキララゼクシィ『平服でお越しください、と言われたら?』 — 結婚式の「平服」が普段着ではなく、礼装より一段控えた装いを指すことを参照。