ダイニングガイド / 和食
焼き魚の食べ方
尾頭付きの焼き魚は、頭の側から上の身を食べ、裏返さずに中骨を外して下の身へ。骨を皿の奥にまとめると、食べ終えた皿もきれいです。
押さえるポイント
- 頭の側から尾に向かって、上の身をひと口ずつほぐして食べます。
- 上の身を食べ終えても、魚は裏返しません。
- 頭を左手(懐紙があれば懐紙ごし)で押さえ、中骨の下に箸を入れて、頭と尾ごと骨を外し、皿の奥に置きます。
- 下の身をいただいたら、骨や皮を皿の奥にまとめておきます。懐紙があれば、上にかぶせると見た目がすっきりします。
- 口に入った小骨は、手で口元を隠して指先でそっと取り出し、皿の隅に置きます。
こうしましょう
- 魚の向きは、運ばれてきたまま変えない
- 外した骨は皿の奥にまとめる
- 添えの大根おろしやすだちも一緒に味わう
避けたいこと
- 魚を裏返す
- 骨を指でじかに引き抜く
- 身をあちこちからつつく
覚え方のコツ
すだちやレモンは、反対の手で覆うようにしてしぼると、汁が飛び散りにくくなります。
国や場によって違うこと
魚を裏返さないのは、見た目を保つためだけでなく、漁師町などで「船が返る」を連想させるとして嫌われるためとも言われます。家庭では気にしないことも多いですが、改まった席では裏返さないのが無難です。西洋料理の魚の食べ方は「魚料理の食べ方」のガイドを見てください。
レッスンで練習する
参考にしたもの
- 農林水産省『和食文化を伝えるための人材育成テキスト』 — 和食の配膳、会席料理、椀の蓋、焼き魚の食べ方を参照。